f(i):= マスiからゴールするまでにサイコロを振る回数の期待値、として降順にDPしたいが、振り出しに戻る場合の扱いを考えなくてはならない。
通常、ループを含む確率DPは左辺と右辺の両方にf(i)が登場する式が立式できて、f(i)=...となるように整理すると遷移がわかるはずだが、この場合は紙の上で式変形するのは難しそうに見える。そこで、f(1)の係数も別にDPで求めることにする。つまり、f(i)=a(i)+b(i)f(1)と表して、a,bを降順で求める。
xi>0なら
a(i)=a(i+xi)
b(i)=b(i+xi)
xi=0なら
a(i)=61(a(i+1)+...+a(i+6))+1
b(i)=61(b(i+1)+...+b(i+6))
xi=−1なら
a(i)=0
b(i)=1
これでa(1),b(1)が得られるので、答えはf(1)=a(1)/(1−b(1))と求まる。