ある財宝の取り方について、Annaの取った財宝の市場価値の総和を、Brunoのそれをとし、貴重度の総和も同様にとする。との差を一定以内におさめつつ、との差を最大化する問題である。
総当たりすると間に合わないので、財宝の集合を半分にわけてととする。からの財宝の取り方は通りあるので、財宝の取り方全体の集合をのように書くことにする。
ある取り方について、二人の取り分の市場価値の差(Anna - Bruno)をとし、貴重度の差をとする。この時、からの財宝のある取り方が有効であるのは、その市場価値の差がに入っている場合であり、その条件下で貴重度の差は大きければ大きいほどよい。したがって、を市場価値の差の昇順でソートしておけば、区間に関して貴重度の差の最大値を求める問題になる。これは平衡二分木で処理できるし、スライド最大値でもできる。ソートが律速で計算量は。
のソートが想定解の問題を初めて見た……