主張: 与えられた木の直径をとし、長さのあるパスの端点が黒、白に塗られているとする。また、黒に塗られた頂点同士の最大距離をとし、距離の黒に塗られた2頂点が与えられているとする。このとき、パスまたはの少なくとも一方は長さである。
証明: パスの両方の長さが未満と仮定する。3頂点の間にできる3つのパスに共通して含まれるただ1つの頂点をとすると[1]、だから、の少なくともいっぽうは以上である。としてよい。また、パスが長さ未満という仮定より
が成り立つから、が導ける。整理すると
が導かれたので、直径より長いパスが見つかったことになり、矛盾する。
https://en.wikipedia.org/wiki/Tree_(graph_theory)#Properties より、For any three vertices in a tree, the three paths between them have exactly one vertex in common (this vertex is called the median of these three vertices). というやつ。 ↩︎