2020年6月6日土曜日

BBC 004 E - simple finalization

(引き分けを除いて)ちょうどkk回戦後にMM人が残る場合の数を考える。最後に残るプレイヤーの選び方が(NM)\binom{N}{M}通りで、残りのNMN-M人にkk回のうちのどこで負けるかを割り振る必要がある。これは写像十二相の「ボールも箱も区別できる・各箱に少なくとも1つのボールが入る」場合にあたり、第二種スターリング数で書くならk!S(NM,k)k! \cdot S(N-M, k)。あとはkk回の各じゃんけんで勝ちになった手がそれぞれ33通りありえるので、全体としては(NM)k!S(NM,k)3k\binom{N}{M}\cdot k! \cdot S(N-M, k) \cdot 3^k通りと計算できる。これをk=1,2,...,NMk=1, 2, ..., N-Mについて足せばよい。

計算量はスターリング数の求め方次第で、Min_25さんの記事によるとO(NlogN){O}(N\log N)でできるらしい。